タマゴが先か、鶏が先かといった話になってしまいますが、

太ることができないので栄養が不足して病気を産みだしてしまうケースも多いのですが、そもそも病気にかかっていることが要因で太ることができなくなっている場合もあります。

ここでは体重が増加せずむしろ減っていく原因となる病気例をご紹介していきましょう。

甲状腺疾患

パセドウ病(甲状腺機能亢進症)などの甲状腺疾患の患者数は約600万人以上といわれているほど身近なもので、実は珍しいものではありません。

量はたくさん食べているのにどんどん体重が減っていくという『痩せの大食い』タイプの人は要注意です。

体重の減少以外にもこのような症状があればパセドウ病の疑いがあります。

・体温が高く、発汗が激しい。
・脈拍が1分間に80以上の速さで、動悸・息切れがある。疲れやすい。
・末端神経(手足の指)がブルブル震える。
・理由もなく首などが腫れる。
・眼球が飛び出てくる。
・喜怒哀楽が激しくなり、精神が不安定。
・排便回数が突然増え、それが毎日続く。
・月経不順や血量が異様に多くなる。
・睡眠状態が悪い(寝つきが悪い、夜中や早朝など予期しない時に目が冴えて眠れないなど)

一つ一つは細かい内容ですが、重なると更に可能性が高くなるでしょう。身体からのSOSサインを見逃さないようご注意ください。

寄生虫

近年では稀なケースですが、体内に棲みついた回虫、サナダムシなどの寄生虫が栄養分を横取りして太ることを妨げているかもしれません。

寄生虫が原因の場合は下痢や貧血・脱水状態などの症状が現れることが多いので、異変を感じた時には信頼できる医師の診断や検査を受けることをおすすめします。

癌(ガン)

残酷な話ですが、亡くなる前のガン患者はみるみるうちに痩せ細っていきます。

特に短期間で体重がどんどん減少しているという人は要注意です。厚生労働省研究班の研究では、BMI値が低い人ほどガンの発生率が14~29%も高いという結果でした。

痩せすぎで健康の心配がある人は定期的に病院の検診を受けたほうが良いでしょう。

ちなみに食欲が異常に減退して痩せ細っていく癌の種類にはこのようなものがあります。

・食道がん、胃がん、腎がん、肝がん、大腸がん、胆嚢がん、胆管がん、肺がん

HIV(エイズ)

HIVは人間の身体を外敵(悪性のウィルスなど)から守る免疫を失わせて、あらゆる病原体(通常の健康体なら発症しないはずの病原)を呼びこんで発症させる疾患です。

別名『スリム病』とも呼ばれています。一見格好の良い呼称のようですが、そう呼ばれる所以は骨と皮だけのガリガリ状態になってしまうからです。

『スケルトン病』とイメージしたほうが的確かもしれません。

胃腸関連の病気

胃潰瘍、十二指腸潰性、潰瘍性大腸炎など、消化吸収機能の疾患が原因で消化能力が低下して太ることができなくなり、さらに食欲が減退して症状が悪化するという悪循環をたどるケースもあります。

糖尿病

糖尿病は太った人がかかる病というイメージが強いのですが、実はダイエットや食事制限などをしていないのに痩せていくという症状もあります。

糖尿病はインスリンの分泌機能が乱れてかかってしまう病気です。

通常インスリンは摂取した糖分を血液に流しエネルギーとして使います。

しかし糖尿病患者の場合、インスリンが働かなかったり働きが鈍っていたりするので糖分を有効活用せずそのまま尿へ流してしまうのです。

異常なほどの食欲減退や、食べているのに体重が減少していく場合は要注意

この他にもまだまだ太ることができなくなる原因となる病気の種類はたくさんあります。

これらの疾病は尋常な状態を超えて食欲を失わせて食べ物を受け付けなくしたり、食べることはできても栄養素をそのまま体外へ流したりして健康状態を損なわせます。

病気は早期発見が肝心です。少しでもおかしいな、と感じたら信頼できる医師に相談しましょう。

痩せすぎの原因は、筋肉不足や食事量の不足?

いいえ!太れない原因は、痩せやすい腸内細菌が多いから!

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ライター:ミナト香選